Lesson 2-1 腸揉み

腸揉み

自分の手で自分の腸をもむ腸揉みは特別な道具や場所が必要ありません。自分が心地よいと感じる感覚を何よりも大切にし、無理をしないのがルールです。腸揉みをする前に楽しく続けるコツやポイントを紹介します。

時間

起床時就寝時入浴中入浴後などがオススメです。食後1時間くらい外して行います。

継続と回数

短い時間で構わないので毎日続けましょう。回数は1日に何回揉んでも構いません。

気分

毎日の継続が基本ですが、気分が乗らないときはお休みします。腸揉みがストレスとなっては逆効果です。

服装

締め付け感の少ない服装で行いましょう。外で行う場合は、お腹周りがリラックスしやすいようにベルトやボタンなどが緩められるとより良いでしょう。

リズム

呼吸に合わせたゆっくりリズムが良いでしょう。スローテンポな曲を頭に思い浮かべるのも良いでしょう。

コツ

息を吐くときに押し、自然と息が入るタイミングで手の力を抜きます。

強さ

心地良いと感じる強さで行いましょう。グイグイ押したり、痛みだけを感じる強さはもみすぎです。

初めての腸揉み

初めての腸を揉む場合、最初の数日間は腸を揉む感覚やコツが掴み辛い、わかりにくいと感じるかもしれませんが心配ありません。とりあえず始めてみよう、という気持ちからスタートし、続けるうちに徐々に感覚が掴めるようになります。

腸揉みは心地良くてリラックスできるから、思わず毎日続けたくなるセルフケアです。とにかく、無理をしないことを一番に掲げて始めましょう。

また、腸を一度にたくさん揉んだからといって、急激に変化するものではありません。一度の腸揉みで全てを変える、結果を出すといった意気込みは不要です。飽きず、焦らずに続けることが大切です。
自分の腸が硬く緊張していたとしたら、それは今までの生活習慣や食事、運動、ストレスなどの積み重ねによって生じたものです。腸が硬い原因がどこにあるのかを知らないまま腸を揉んでも良いのですが、それでは柔らかい腸になるまでに時間がかかることがあります。徐々に慣れてきたら、腸が硬い原因を探る心がけも大切になってきます。

やってはいけない人

妊娠中、産前産後、妊娠の可能性がある方は腸揉みを控えてください。また、不安な気持ちのまま腸を揉むとリラックスしづらく、解れにくくなります。病気、療養中の方で自分の腸を揉むことに抵抗や不安がある場合は、かかりつけ医に相談した上で行う事をお勧めします。